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ウラルのエンジンオーバーホールを始めるには、まずはエンジン取り外し!!
エンジンを降ろさなくても作業はできるのですが・・・・私の家にはガレージがないので降ろすしかないんです。
※まず最初にバッテリーの配線を外しておきましょう。 ※これ重要てす※
※取り外しの場合はマイナス端子を外してからプラスですよ |
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まず最初に燃料タンクからガソリンを抜いちゃいましょう。
キャブからヒューエルホースを外してガソリン缶へ、当たり前ですが火気厳禁!!
あと残量と携行缶の容量に注意です。溢れないように。 |
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燃料タンクからガソリンを抜いたら、次はエンジンオイルを抜いてしまいましょう。
ドレンプラグを外して・・・・ドレンプラグからオイルが出なくなったら・・・
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エンジンフロント側にあるフィルタープラグを緩めてオイルフィルターを外し
完全にオイルを抜き取ります。
オイルフィルターは今回は交換するのでオイルが抜けた後は・・・
オイルフィルターを外してフィルタープラグは戻しておきましょう。 |
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次にギアボックス側のオイルも抜いてしまいましょう。
ギアボックス下のドレンプラグを外し・・・・・抜きます。
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更にファイナルドライブのギアオイルも抜いてしまいましょう。
ファイナルドライブのドレんボルトを外すと・・・・少しだけ(笑)でてきます。
これで全部のオイルが抜けましたね。では燃料タンクを取り外しに入りましょう。
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燃料タンク前側のボルト2か所のボルトを抜き取ります。
(画では抜き取った後になってますね)
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画が取り外し後になっていて適切ではないのですが・・・・
燃料タンク後部下のコネクトパイプ(燃料タンク内左右の接合パイプ)を片側外します。
※(内部に残っている少量のガソリンが出てくるので注意してね)
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ここでやっと燃料タンクを外すんですが・・・
トラクターシート式の場合は一部が干渉するので・・・
トラクターシート前側のボルトを取り外してシートをフリーにして燃料タンクを取り外します。
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タンクが取れた(笑)
次にエアクリーナーを外してしまおう。 |
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キャブへ繋がるエアダクトを外します。(キャブ側を外しましょう)
反対側も同じく外します |
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ラバーホースがキャブから外れたらエアクリーナーボックスを取り外します。
下部のヘキサネジとクラッチワイヤー側のナットを緩めますよ〜
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エアクリーナーボックスの固定ネジがとれたらブリーザーホースを外して取り外します。
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次にキャブを外しましょう。
最初にインシュレータ側のクランプを緩めてエンジンから取り外して・・・
キャブにはスロットルワイヤーが付いたままなので上記の画のように
キャブ上部のスロットルワイヤーを固定してするナット上側を緩めて外します
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キャブが外れたらシリンダーヘッド内にゴミなどが入らないように
綺麗なウエス等を詰めておけばokかと思います。
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エンジンからエアークリーナーボックスとキャブが外れましたね
さあ次です。次はファイナルドライブを外しちゃいましょう。
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まず、センタースタンドを立てるかジャッキアップして馬をかませます。
準備が出来たら本車側(バイク側)リアタイヤのアクスルシャフト固定ネジを緩めて
ファイナルドライブ側の割りピンを除去してキャッスルナットを外すと・・・・
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リアのアクスルシャフトを抜き取る事が出来、リアタイヤを取り外す事が出来ます。
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ではファイナルドライブを取り外しましょう
まずは2駆のシャフト接合部のプロテクトカバーの
固定クランプ(タイラップ止めの場合あり)を緩めてフリーにします。
※緩めるほうはファイナルドライブ側ですよ
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次にファイナルドライブを固定しているナット4か所と
2駆モードに変更するタイロッドとブレーキレバー部分の固定を外します
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まずタイロッドの固定を割りピンを抜いて・・・外します
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あとはブレーキ調整ナットを取り外しフリーにして
ファイナルドライブを固定しているナット4か所を取り外します。
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ファイナルドライブをスイングアームから外して・・・
ドライブシャフト及び2駆シャフトから抜き取ります。
これでファイナルドライブが取れました:)
※作業中のウラルのドライブシャフトは2007年型の新構造タイプです
※ドライブシャフトが2007年型以前でフランジ部分が溶接されている場合は
ファイナルドライブを後方にて宙に浮かせたまま作業するorスイングアーム
を取り外して作業することになると思います。
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次にUジョイント部を取り外しておきます。
ドライブシャフト側へずらせばokですね。
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次にバッテリーを外します。
バッテリーバンドを外せば外れます
※既に各端子は外されているはずと思いますが・・・
もし繋がったままでしたら即外してね。
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それでは次に、エンジン廻りの配線・クラッチワイヤーやアースを外していきます
それぞれのサイドカー毎にカスタムされたりアースを増やされてたりするので
全く同一ではないのですが・・・・私のウラルは上記の画の配線部分を外します
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ニュートラルスイッチ部の配線と反対側のアース線を外し・・・・
※(アース線は独自仕様なので・・・通常は配線無いかも)
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オルタネータへ繋がるB+線やD線の配線を外し・・・・
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エンジンマウント部のアース線とスターター部の配線を外します。
※各配線にはタグ等付けておくと再配線時楽です
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スピードメーターケーブルを指差しているネジを緩めてケーブルを外します
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クラッチケーブルも外しちゃいましょう
タイラップ等でクラッチレバーを仮押さえして・・・・クラッチワイヤーを外します。
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では、エンジンフロント側に移り、フロンカバーを外して点火系の配線を外します。
年式により様々なので詳細は省きますが・・・
エンジン取り外しの際に障害になる配線のみ外せばokです。
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では、次にセーフーティーパーを外しましょう
2か所のナットを外すと取り除くことが出来ます。
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セーフティーパーを取り外したら・・・・
左右のマフラーナットを緩めてからヘッダーパイプクランプも緩めます。
両方を緩めたら・・・・当て木等をしてトントンしてヘッダーパイプを取り除きます。
※旧式のシリンダーヘッドへは差し込み式なのでそのままでokです。
※2007年式以降の新型シリンダーヘッドの場合はシリンダーヘッド側の
ナットも取り除いてくださいね
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取り外された(笑) ヘッダーパイプとセーフティーパー
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さてと、これでエンジン降ろし最終段階です。
エンジン下から適当な当て木をしてからジャッキで落下しないように支えてから・・・
エンジン下前側のエンジンマウントスタッドの船側のナットを外して・・・・
※画像では見えないですね(汗)後日訂正します。
左側ナットは残したまま引き抜きます。
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引き抜いてゆくと・・・・
ブッシュがエンジンとフレームの間に入っているので無くさないようにね
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次にリアのエンジンマウントスタッドを抜くのですが・・・
船側のナットを取り外して・・・・反対側から抜き取ります。
こちら側にもブッシュが入っているので無くさないようにね!
前後のスタッドを抜くとエンジンがフリーになります、後は降ろすだけ!!
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右側シリンダー部を持ち上げながら斜めにして・・・・
※腰を痛めないように慎重に作業してください
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よっこいしょ!!と左側下部フレームに載せちゃいましょう。
フレームには傷がつかないように何かしらの当て木orゴムシート等挟むと良いかもです。
僕はそのまま乗せてしまい・・・少し傷をつけてしまいました(泣)
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後は・・・降ろすだけですが、一番危険なので気を付けて!!
細心の注意を払いながら地上にエンジンを降ろしましょう。
※一人より二人で作業すると楽にできると思います。 |
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なんとか降ろすことが出来ました。
取り付けは逆手順で(汗)頑張りましょう!!
お疲れさまでした!! |
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